ブーゲンビリア。
これは、メキシコのお花。いたるところに咲いている。
メキシコシティで、Luis Barraganの建築を見て回りました。
(ルイス・バラガン)
1902年3月9日 - 1988年11月22日)メキシコ人の建築家
残念ながら、Baragganの建築は内部撮影禁止なのです。
なので写真をアップできません。あしからず。。。
<トラルパンの礼拝堂>
入り口はこのような感じで、他の家や建物を軒を連ねる。
(バラガンの作品は撮影禁止のため、今回アップできません。あしからず、、。)
この扉を開けると、玄関があり、この玄関は非常に暗く静かな造りになっており、3つの部屋に通じて扉に繋がる。
バラガン建築の特徴で、次の部屋に行く前に呼吸を整えるということで、部屋から部屋への移動は、一旦、間を置けるような役割になっている。
そして、玄関を抜けると、高い壁の中に中庭がある。
白く大きな壁には、巨大な十字架が浮き彫りにされており、バスタブサイズの噴水がある。
4面の中の一面は黄色い格子になっており、その上はミドリの蔦や植物が覆っている。
バラガンは作品に青、赤、黄色、ピンクなどを使用しなかったが、唯一ミドリだけは使わなかった。
というのも、ミドリは彼の作品では植物を取り入れることによって、建築作品に自然を融合させてうまく調和を図ったのだ。
赤!
青!
黄色!
ピンク!
思い出したのは、幼稚園の時に使っていたクレヨン。
とてもとてもプリミティブで、まさに"原色"というこの一言。
大人になるにつれて、欲張りして沢山の色を知ってしまったけど、
基本だったこの色たちを思い出させたバラガン建築は、原色の強さを感じさせた。
バラガン邸宅、オルテガ邸宅、ヒラルディー邸宅。
唯一撮影できたバラガン邸宅の屋上。
高い壁に囲まれる屋上は、これもまたバラガン建築の特徴。
メキシコシティというにぎやかな都市にいることを忘れさせてくれる空間も魅力的だ。
こちらが、バラガン邸とオルテガ邸の外観。
外の壁もピンクでかわいい!
こちらは、ヒラルディー邸。
またまたピンクの外壁!
「路上駐車はダメよ!」ってメッセージ。
メキシコはスカルをデザインモチーフによく使用するらしい。
スカルは秋のお祭り(日本で言うお盆のようなもの)でのアイコンでもある。

もう、これっ!!!
めちゃくちゃ感動した。
ダイニングルームの半分がプールになっており、赤い柱が真ん中に立っている。
壁は全てブルー。
バラガン建築のもう一つの特徴は、"水"を巧みに使用している。
建築には必ず音楽が必要だ、と考え、音楽を"水"で表現している。
だからバラガン建築の作品にはどこかしらかならず水が使われているのだ。
写真では見えないのですが、このダイニングルームに行くまでの廊下が黄色い壁になっていて、
廊下から通してみると、黄色、赤、青が見るものの瞳を占領する。
建築は、"形"じゃなくて、"色"なのではないかと錯覚してしまう。
最後に、バラガンではないのだが、こちらも同じくメキシコ人建築家リカルド・レゴレッタの作品。
メキシコオリンピック時に要人宿泊がメインに作られたと言われている。
有名なブルーラウンジ。
床に水をはって、透明の板を重ねることで、水の上で座っているかのような見せ方。
こちらにはバラガン邸にもいくつか作品のある、彫刻家マティアス・ゲーリッツ(Mathias Goeritz)の作品がお客様を出迎えるかのようにフロントに飾ってある。
今回、メキシコシティにあるいくつかのバラガン建築を見ることが出来た。
「階段とは気持ちを向上させるもの」
という彼のプレゼンテーション。
バラガンは、建築において"階段"をいう上下運動のツールとして考えていなかった。
人間の精神構造に基づき、住居に対して、住み易さやスタイリッシュさだけでなく、新しい哲学が生まれた。
あらゆる建築に見られる高い壁は、
外界と内側をはっきりと分けることで、住居、つまりライフに静寂と呼吸の空間つくりを成功させた。
そして、高い外壁から入ることの出来るものは、ただ光のみ。
建築という造形物に緑だけでなく、太陽という自然の共存も試みた。
さらに、光と色を巧く使うことで、"物質から発する色素を視覚で確認する色"よりも、"先に視覚に入ってくる色"をうまくつかったプレゼンテーション。
部屋のドアを空けるたびに、黄色やピンク、青、赤の壁よりも光が目の中に飛び込む瞬間、
その空間にいるものを"静寂"から一気に"動"へと変化させる。
素晴らしかった!
明日は、グアダルーペ寺院特集です!
